The Japan Society for "Daisan Sector"
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自治体行財政の学習会 出井信夫研究室 山本潔法律事務所
　
2001年（平成13年）
　
研究会
（2001年度第1回）		 2001年７月７日 (土曜日)　14：00～16：30 　　中央大学市ヶ谷キャンパス　
高橋正樹（総務省情報政策局地域放送課課長：前自治大臣官房文書課長）
　　　最近のCATV事業の動向と課題について
原田誠司（那須大学都市経済学部教授・中央大学大学院経済学研究科講師）
　　　サイエンスパークの国際比較について　
　
地方大会
シンポジウム		 2001年10月5日　（金曜日）　 場所：三鷹ホール（福岡市博多区網場町２－２福岡第一ビル７階）
地域経営と公民協働のまちづくりを考えるセミナー
　分権時代に向けて、行財政、自治体、民間、住民がどのように連携を図り、地域特性を発揮していくか、という「地域経営」が重要になるといわれています。その中で地方自治を考える場合には、2つの視点があると思われます。1つは住民が働いて所得を得て豊かな生活を実現していく地域としての経営方針と、もう1つは地方公共団体という行政サービスを実践する役所の視点です。街中の活性化や農山村の産業おこし、自立した地域福祉、市民と地域のパートナーシップなど、様々な地域課題がありますが、この2つの視点を一体として考えることで、地域として新たな取り組みを進めることが大事だと思われます｡
　　そこで､今回､地域特性を生かした九州内の事例を通じて､公民協働と地域経営のまちづくりについて皆さんと一緒に考えたいと思います｡
テーマ ○ 産学公民の協力による地域経営の考え方
○ 地域経営の視点で見た地方自治に役割
報告者(五十音順)
池永　千年　氏(日田市)
　 日田市大鶴農協の取り組み
高齢過疎の村で一戸一品の営農指導を農協が推進し、合併のマイナスをはねかえした。合併後もブランド名は生き残った｡
今村　巧児　氏(太宰府市)
太宰府市いきいき情報センターの歩み
商業施設撤退後の建物の残存価値を生かし近隣商業と文化センターに｡行政が大店法の申請を行う｡
加留部　貴之　氏(福岡市)
NPOふくおかの活動とまちづくり
まちづくりにおけるNPOの関わり方と地域経営
杉谷　岩彌　氏(大分県三重町)
大分県三重町のニコニコ生活村のとりくみ
少しずつ無理のない開発で､高齢者が尊厳を失わない村づくりへ｡町で百数人の雇用開発に｡
世利　洋介　氏(久留米大学)
地方公共団体は今後どのような地域経営にかかわるか｡
協働の視点での取り組みと(財)福岡県市町村研究所の役目
広松　伝　氏(柳川市)
柳川市の掘割再生の取り組み
公民一体の掘割再生の取り組みで水のきれいな故郷を復活。数百人雇用の観光産業づくりへ｡
　
主催　第３セクター研究学会
後援　地域経営研究会、財団法人福岡県市町村研究会、協同組合地域づくり九州、株式会社よかネット
＜オプション企画＞
地域経営について意見交換や実践事例を学ぶ場として、自由参加
① セミナー参加者の交流会
日時：10月５日(金)18時～　会場　セミナー終了後のホール
名刺交換会を重ねた懇親会
② 見学会(地域経営の参考事例を重ねたエクスカーション)
日時：10月6日(土)　朝から午後まで
柳川の掘割の昔と今を､当日、セミナー講師である広松さんにお話を聞く。
そして、まちづくりの取り組みと地域への波及効果について学びます｡
　
発表大会 2001年10月26日（金曜日）11:00～17:00 　中央大学市ヶ谷キャンパス
李　淳聖（中央大学大学院）
　　　都道府県における福祉水準分析－地域政策的アプローチ－
関根　利男（第3セクター研究学会監事）
　　　第3セクターの地方鉄道における現状と課題
山本　匡毅（中央大学大学院）
　　　転換期の地域経済－市民力の活用－
李　昌翼（中央大学大学院）
　　　韓国の市道における就業者構造分析
角谷　嘉則（立命館大学大学院）
　　　第3セクターの設立と住民参加－長浜市を事例として－
片野　鍾太郎（生涯教育研究所長）
　　　NPM（新しい行政管理)の現状と住民参加
大水　善寛（青森中央学院大学）
　　　第3セクターの社会的論拠
内山　清（青森中央学院大学）
　　　青森県における地域問題と政策
山本　潔（弁護士）
　　　第3セクターに対する自治体支援の問題点と課題
　
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